もうすぐ父の日ですね。2019年もある父の日ですが、では一体いつから始まったものなんでしょうか。
父の日の起源は日本ではなく、海外由来の行事です。しかし海外ではいつから始まったかといえば、これは少し長い事情があるのです。
海外に起源と由来を持つ父の日、日本で採用されたのはつい最近なんです。知識を深めて、2019年の父の日は、改まった気持ちで迎えましょう!
目次
父の日はいつから始まった?、母の日があったから?
父の日がいつから始まったのかというと、由来や起源は海外にありました。
2019年現在の日本に父の日があるのは、実は母の日があったから、というのは知ってましたか?一体母の日がどうしたら父の日になるんでしょう?
母の日の由来
まず母の日の由来を復習してみましょう。母の日の起源は1905年のアメリカで、お母さんの死をきっかけに生まれました。
アンナという少女が「お母さんに感謝の気持ちを伝える機会を設けるべき」と教会に訴えました。
5月の第2日曜日の礼拝にて、母の日の祈りが捧げられたのが、最初の母の日です。
父の日の起源は母の日
もうお気づきかとは思いますが、あくまで母の日だけが大きく取り上げられています。母の日という感謝の日を作ろう!というだけで、父の日は話題にのぼりません。
以後も4年近く、父に感謝する日は作られないままでした。しかしこの事態が、後に父の日を作るきっかけとなったのです。
海外で日本で、父の日ができたのも、子供の愛!
ここまで父親は不遇でした。母の日はあれど、父の日は話題にすらなっていなかったのです。
しかし、海外の母の日の起源の後、父の日が無いことに疑問をもった女性もいたのです。この疑問が、後の父の日の由来となり、日本の2019年に繋がっています。
母の日があるのに父の日がないなんて…
父の日はいつから始まったのでしょうか。父の日の由来は、実は母の日と同じく、アメリカで生まれたものです。
母の日の祈りが始まった数年後、父親に感謝する日がないなんて…と思った夫人がいました。
彼女、ドット夫人は父親に男手一つで育てられ、兄6人とともにいつも感謝していました。そこで教会側も1926年以降父の日として、父に感謝する日を作ったのでした。
日本に伝わったのはいつ?
日本の父の日と母の日はアメリカのものが採用されています。日本では1913年に、母の日の礼拝が初めて行われ、母の日として定着するきっかけになりました。
アメリカで正式に父の日が祝日とされたのは1972年ですので、日本に来たのはそれ以降の話。つまり1980年代から、といわれています。かなり最近の話なんですね!
現在の父の日事情はどうなってるの?
2019年の父の日、日本や海外ではどうなっているのでしょう。
いつから始まったのか、由来や起源は、国の文化ごとに違っているんです!ここでは海外の父の日と、日本の父の日の事情について、見てみましょう!
日本での父の日
日本での父の日は、アメリカ式の母の日です。毎年6月の第3日曜日なので、2019年は6月16日の日曜日となります。
父の日にバラを贈るのもアメリカ式となっています。健在であれば赤、亡くなっている場合は白のバラを贈ります。
海外での父の日
海外での父の日は、その国の文化圏や宗教で、日にちは全く違います。
台湾では爸爸(パパ)の日ということで、8月8日。
カトリック系の国では、3月19日の聖ヨセフ(キリストのお父さんですね)の日が父の日です。
他にもドイツは昇天日(復活祭の39日後木曜日)を父の日にしている他、由来もさまざまです。
1年の内、父の日の最速はセルビアの1月6日、最も遅いのはブルガリアの12月26なんですよ。
世界中の父の日は、それぞれの形でお父さんに感謝を捧げています。
【まとめ】由来や起源は違えども、愛の強さは同じ!
日本の父の日がいつから始まったのか、というと、その起源は海外にありました。アメリカ式の母の日に由来しており、1980年代から2019年まで続いています。
各国で起源や由来は異なっていますが、国によって物語は違えど、愛の強さは同じです。ぜひ父の日に、日頃の感謝を伝えてみましょう!
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