梅雨入りになると、何よりも湿気と移動がうっとおしく感じますよね。しかしそんな梅雨に関するうんちくや豆知識だってちゃんとあるんです。
2019年、雑学やいわゆる別名など、色々なことを知るにはいいチャンスでもあります。梅雨入りに突入するために、2019年までにわかっている、うんちくや豆知識を知っておきましょう。
梅雨が持っている思わぬ別名や、知らなかった雑学を知れば、少し梅雨が楽しみになりますよ。
目次
まずは基本から、梅雨入りに関するうんちく
では最初は梅雨入りうんちくや豆知識、雑学や別名の中でも、梅雨入りのうんちくを見てみましょう。
ちょっとした知識ではありますが、梅雨入りのニュースが楽しみになるものばかりです!
梅雨入り、1番早い地域は?
1番梅雨入りが早い場所は「沖縄」(5月9日頃)です。その次は九州、ではなく「奄美」となります。場所のイメージがつきにくいですが、実際に地図で見て見ると全く違う場所ですよね。
また広い地域(九州や東北など)は北部と南部に分かれていますが、南北の差は2、3日です。ちなみに1番遅いのは東北北部の6月14日ころなんですよ。
梅雨がない北海道、梅雨があるグアム!?
北海道に梅雨がないのは有名ですが、いわゆる梅雨前線が届かないのが主な理由です。実はそんな北海道でも、梅雨は無くとも夏前は雨が増えるの、知ってましたか?
過去30年の気象庁のデータでは、7月中旬に室蘭などで降水量が増えるのが解っています。本州で言われる梅雨とは、かなり仕組みが変わっているのが特徴です。
正式な梅雨とはいいませんが、この時期を「蝦夷梅雨」(えぞつゆ)と呼ぶこともあります。グアムの梅雨は、正式には雨季、といいます。雨季についてはまた後ほど解説しましょう。
梅雨入りは全体的に早まっている?
梅雨入りと梅雨明けが気象庁で記録され始めたのは1951年からです。2019年までの梅雨入り梅雨明けの情報は、気象庁ホームページでも見られます。
さて、1951年ごろの関東での梅雨入りは6月15日と記録されています。この日付を基準とすると5年おきくらいに早くなる時期もあれば、遅くなる時期もあるのです。
しかし全体の平均を見てみると、2019年時点では梅雨入りが6月8日頃とされています。ただし東北では4日遅くなっているという数字も出ており、他地域も一概に早い遅いはいえません。
これらの数字からも、梅雨入りが早まっているかといえばそうでもないのです。
梅雨に関する豆知識や雑学
梅雨入りのうんちくを見てきましたが、ここからは2019年現在の梅雨についてを見ていきます。
梅雨そのものの豆知識、雑学、別名などは実にさまざま。梅雨入りだけでなく、梅雨そのもののことも知っていきましょう!
梅雨は日本だけの特許、ではない!
グアムを先にも挙げましたが、世界にも梅雨・雨季といった雨の時期があります。雨季とは1年の降水量が1番多い時期をいいます。
日本以外にも梅雨があるのは、中国南部や朝鮮半島南部などの地域。雨季として梅雨があるのはインドネシアや南アフリカです。
場所によって雨季は異なります。日本でも6月以外に、9月に秋雨期という、雨季に突入するんですよ。
そもそも梅雨ってなぜおこるの?
梅雨は「梅雨前線」と言われる前線がかかって、雨が続くようになる状態を言います。この梅雨前線が生まれるのは、日本の東西南北にある気団が衝突し、連なる雨雲を作るためです。
気団とは、簡単に言えばその地域にある高気圧のカタマリです。気候はこの気団の性質によって変わっていくんですね。
雨に関することわざ、いっぱいあります!
昔から農耕民族だった日本人には、お天気に関することわざはたくさんあります。中でも雨に関するものもさまざまです。
- 朝雨に傘いらず(朝の雨はすぐに止む)
- 雨垂れ石をも穿つ(雨垂れも長く続けば石に穴を開ける。地道な例え)
- 雨、塊(つちくれ)を破らず(静かな雨は土を壊さない。世の中が平和に治まっている状態)
- 雨の降る日は天気が悪い(当たり前であること)
- 雨降って地固まる(雨が降った後は土が更に硬くなる。悪い事の後に好転すること)
梅雨に関する別名、色々あります!
梅雨入りに関するうんちくや豆知識、雑学を紹介してきました。
ここからは梅雨に関する、別名のお話を見ていきましょう。2019年最新版の「あだ名」ですよ!
梅雨
雨に関する言葉が多い日本、梅雨も歌人にとって趣深い季節でした。雨に関する言葉を加えれば、全部で400種以上あるとも言われています。
例として「五月雨(さみだれ)」「麦雨(ばくう)」など。
あじさい
あじさいには6つの別名があると言われています。「よひら」「ハッセンカ」「テマリバナ」「シチヘンゲ」「またぶりぐさ」「オタクサ」です。
花の形状や特徴を表したものや、文化に基づいたものなど、由来もさまざまあります。
かたつむり
かたつむりの別名は「でんでんむし」「まいまい」「まいまいつぶり」など有名所ばかりです。「かぎゅう」という名前もありますね。
一見何の関係も無いような名前たちですが、全てかたつむりの形状に基づいた名前なんです!
【まとめ】梅雨入り・梅雨を知ると、憂うつな時期も楽しい!
いかがでしたか?梅雨入りや梅雨のうんちく・豆知識・雑学・別名などをご紹介しました。これで2019年の憂うつな梅雨時も、なんとなく楽しく過ごせるようになる気がしますよね。
知識量は多ければ多いほど、楽しい気付きを増やすことができます。自慢しなくても、自分の中での知識が、実際の世界に存在しているのは楽しいものですよ!
【こちらの記事もどうぞ】
・梅雨入り2019誰が決める?どうやって決まる?判断基準や見分け方を調査!
・梅雨入り2019時候の挨拶やスピーチの文例は?書き出しや結びを調査!
・梅雨入り2019うんちくや豆知識はある?気になる雑学や別名など調査!
・梅雨入り2019うつや食中毒になる?咳やめまいなどの健康管理を調査!
・梅雨入り2019東海や関東の平均は?気になる北陸と東北地方も調査!
・梅雨入り2019九州や四国と中国地方の平均は?気になる関西も調査!
・梅雨入り2019奄美や沖縄と石垣島の平均は?気になるグアムも調査!
おすすめ記事はこちら
関連記事はこちら