桜が最も遅く咲く場所、それが北海道です。しかし2019年は暖冬傾向、遅咲きの種類とは言え、場所がわからなければ見に行けません。狭いようで広いのが北海道、名所を知らなければたどり着けないこともあります。
そこでここでは2019年に北海道で咲く桜の種類と、咲いている場所。他、開花時期や見頃などについてまとめました!
目次
北海道桜にはどんな種類があるの?本土とは違う?
北海道で咲いている桜の代表的な種類は、3種類あります。
ソメイヨシノ
ソメイヨシノは全国区で咲いている桜で、2019年の今でも現存しています。日本全国はダテではなく、日本の北の方にある北海道にも、もちろんあります。
ただし、ソメイヨシノは寒さに弱いので、北海道で見られるのは一部地域だけです。札幌よりちょっと北にある街が、ソメイヨシノがある場所の中では最北端の場所なんです。
チシマザクラ
チシマザクラは北海道の東の地域で見ることができる桜の種類です。北海道の他、千島列島でも見ることができることから、チシマザクラと名前が付きました。5メートルほどで背や幹は小さめで、横に広がっていくという特徴があります。
花の色は白色が中心で、ピンク色の花はたまにあるという割合です。開花時期はやや長めの10日間で、花自体は小さめです。北海道最東端の根室市の標本木でもあります。
エゾヤマザクラ
エゾヤマザクラは2019年現在、北海道でしか見ることができない桜の種類です。3種の中では最も濃いピンク色で、寿命も長めです。木は15メートルほどまで伸び、葉と一緒に開くため、ピンクと緑色の木になるのがほとんど。
花のサイズは他の花よりも小さく、3センチほどの桜が身を寄せ合うように咲きます。
北海道の桜の開花時期は?見頃はいつから?
北海道の桜は、日本の桜前線の中でも最も遅い時期にやってきます。沖縄・鹿児島から関西・関東地方に向かい、東北地方からようやく北海道に到着します。
北海道の桜の開花時期は、2019年4月30日頃と予想されています。桜の種類はソメイヨシノが基準となりますが、他の桜も同様です。
2017年と2018年の開花日は?
2017年と2018年の開花日は、同じ頃の4月下旬でした。沖縄の桜の開花日(2019年)は1月10日ですので、3ヶ月以上の差があることになります。
2019年の桜の開花時期は、種類にもよりますがやや早めの傾向です。関東での入学卒業のシーズンとは外れてしまいそうですね。
2019年・北海道の桜の名所をご紹介!種類や見どころなども!
全国各地に点在するお花見スポットは、北海道にももちろん存在しています。桜の種類もさまざま、2019年も遊びに行くことができる、北海道の桜の名所をご紹介しましょう。
五稜郭タワー(函館)
五稜郭タワーは北海道内にある中でも、特に名のしれた展望台となっています。タワーの下にある公園内には1600本以上の桜を見ることができ、展望台からも楽しめます。
下からではなく、上から見る桜は圧倒的な感動に間違いなしです。ソメイヨシノが多く植えられています。
モエレ沼公園(札幌)
モエレ沼公園には、お花見スポットでもあるサクラの森が1900本以上の桜を見渡せます。遊具も126基以上あるため、大人はゆっくりと、子供は遊具でそれぞれ楽しむことができます。
チシマザクラが多めで地面が芝生になっており、四季全体を使って、楽しめるようになっています。冬はスキーやクロスカントリーも用意されているので、通年遊びにいける公園です。
旭山公園(旭川)
旭山公園の桜は、夜にライトアップされて華やかさがより一層引き立っています。現在ある桜は3500本以上と最も多く、隣には動物園があるので、見る場所も広い特徴があります。
夏や秋も桜の木が青々となり、そして紅葉していくため、花以外にも見どころはさまざまです。公園中がピンク色に染まり、北海道の中でも上位の美しさです。
【まとめ】2019年、今年は北海道に桜を見に行こう!
北海道の広大な大地には、さまざまな桜の名所があります。今回ご紹介した場所以外にも、まだまだ名所は尽きません。
2019年、北海道の桜は地域限定の種類もあるため、観光として桜探しをするのもいいですね。自分が住んでいる場所で桜を楽しんだ後は、さらに北海道で桜を堪能するのはいかがでしょうか?
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