2019年注目の「いだてん」は、NHK大河ドラマ58作目。なんと明治以降の日本の近現代のみを舞台としたNHK大河ドラマは、「いのち」以来33年ぶり!
宮藤官九郎がオリジナル脚本、話題となった連続テレビ小説「あまちゃん」のスタッフ陣が製作しています。「いだてん」、とにかくキャストが豪華!!注目のキャストを言いだしたらキリがありません。
なんたって出だしから、ビートたけし演じる「落語の神様・古今亭志ん生」の語りがきけるんですよ。今回の大河ドラマは前半と後半で、2人が主役リレーする形で務めます。
「この2人がいなければ日本のオリンピックはなかった」という、金栗四三と田畑政治の2人の主人公…クドカンワールド、どんなキャストでどんなお話になるか楽しみですね。そんな大注目のNHK大河ドラマ「いだてん」のキャストと相関図を紹介していきます!
NHK大河ドラマ「いだてん」のキャスト
【速報でーす!】
2019年大河ドラマ『いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~』
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— NHK広報局 (@NHK_PR) 2017年11月1日
はじめにNHK大河ドラマ「いだてん」のキャストを紹介します。
中村勘九郎
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日本で初めてオリンピックに参加した男「金栗四三」を、中村勘九郎が演じます。父子2代で大河ドラマ主演という大役を37歳で務めます。
主演キャストに選ばれた理由を、チーフプロデューサーの訓覇圭氏は「第一感、ピンときた」、宮藤官九郎さんは「ご本人に見た目が似ているというか、近い。いいんじゃないか、と思った」と大賛成だったそうです。
「日本で初めてオリンピックに参加した男」
金栗 四三(かなくり・ しそう)
目標に向かってまっすぐに突き進むイノシシのような男。日本最初のオリンピック選手としてストックホルムに旅立つ。
阿部サダヲ
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訓覇氏は「田畑政治さんはものすごく情熱のある方で、執念でオリンピックを東京に持ってきた熱すぎる男。熱い男を暑苦しくなく、笑えるように演じてくれるのは阿部さんしかいない」と主役キャストにオファー。
テレビドラマでは10年以上、阿部サダヲと宮藤官九郎のコンビでは出演していないといいます。久しぶりのこのコンビでのテレビドラマ楽しみですよね。
「日本にオリンピックを呼んだ男」
田畑 政治(たばた・まさじ)
熱い男でロマンチストだが早とちりで落ち着きがないため、時にトラブルメイカー。水泳を愛し、世界と戦える選手の育成に尽力した熱血指導者。1964年東京オリンピックの組織委員会事務総長として成功に導く。
綾瀬はるか
「金栗四三の妻」
春野 スヤ(はるの・すや)
金栗四三の幼馴染で幼いころから四三に恋心を抱いていた。波乱万丈の結婚生活を送りながらも、オリンピックへまい進する夫を支え続けた。
生田斗真
「金栗四三の盟友」
三島 弥彦(みしま・やひこ)
子爵の名家に生まれ、東京帝国大学の学生というトップエリート。運動も秀でており、四三とともに日本初のオリンピック選手に選ばれる。
杉咲 花
「三島家の女中」
シマ
三島弥彦のよき理解者。後に日本における女子スポーツの先駆けとなっていく。
永山絢斗
「東京高等師範学校の後輩」
野口源三郎(のぐち・げんざぶろう)
後のアントワープオリンピックには主将として出場。現役引退後は、大日本体育協会理事となる。
勝地 涼
「東京高等師範学校の同級生」
美川秀信(みかわ・ひでのぶ)
金栗四三と玉名中学の同級生。東京高等師範学校を一緒に合格し、ふたりで上京。次第に落ちこぼれていく。憎めない人柄。
竹野内豊
「ストックホルムオリンピック 日本選手団監督」
大森兵蔵(おおもり・ひょうぞう)
アメリカ留学し、日本にバレーボールとバスケットボールを持ち込んだパイオニア。ストックホルムオリンピックの日本選手団の監督を務める。
中村獅童
「金栗四三の兄」
金栗実次(かなくり・さねつぐ)
病弱な父の代わりに金栗家を支えてきた大黒柱。四三にとって兄ではあるが父親のような存在。
シャーロット・ケイト・フォックス
「大森兵蔵の妻」
大森安仁子(おおもり・あにこ)
アメリカ人の令嬢で画家。ストックホルムに同行し、金栗と三島にテーブルマナーや英語などを指導する。
古館寛治
「東京高等師範学校 助教授」
可児徳(かに・いさお)
嘉納治五郎の下で大日本体育協会の立ち上げに右往左往、オリンピックの初参加の準備に奔走。金栗の所属する「徒歩部」の部長。
ピエール瀧
「足袋のハリマヤ 店主」
黒坂辛作(くろさか・しんさく)
東京・大塚の足袋屋の店主。金栗とマラソン用の足袋開発に二人三脚で取り組む。金栗の年齢の離れた盟友。
杉本哲太
「東京高等師範学校 教授」
永井道明(ながい・どうめい)
ヨーロッパから日本に体操を持ち込んだ日本スポーツ界のパイオニアの一人。
大竹しのぶ
「金栗四三の養母」
池部幾江(いけべ・いくえ)
金栗家とは遠縁の親戚で、隣村一番の名家の妻。金栗のストックホルムオリンピック参加の金策に一役買い、四三を養子に迎える。
役所広司
「金栗四三の恩師」
嘉納治五郎(かのう・じごろう)
金栗の進学した東京高等師範学校の校長。講道館柔道の創始者。日本スポーツの父と呼ばれる。
NHK大河ドラマ「いだてん」の相関図を紹介
https://www.nhk.or.jp/idaten/r/cast/
東京高等師範学校・大日本体育協会
東京高等師範学校は、現在の「筑波大学」の前身です。学業だけでなく、スポーツも推奨している学校。校長は「日本体育の父」と言われる嘉納治五郎、日本のみならず外国からも尊敬されている人物です!
その嘉納治五郎が会長となり、1911年(明治44年)に設立したのが、大日本体育協会。大日本体育協会がなくては、2020年東京にオリンピックが来ることはなかった…かもしれないほど、近代日本スポーツにとって重要な組織だったのです。
2020年東京オリンピックを迎えるまでに知っておくべき方々が、相関図に!!
三島家・天狗倶楽部
三島弥彦は、金栗四三と共にストックホルムオリンピックに出場する同志です。三島家は由緒正しき名家…弥彦は東京帝国大学(現在の東京大学)に在籍していたエリートお坊ちゃま。
しかも「天狗倶楽部」の一員でスポーツも万能でした。文武両道を地で行く弥彦。育った環境が両極端の四三とは、仲良くなれるのでしょうか。相関図を見れば一目瞭然。キャラと顔が濃いメンバーが楽しませてくれます。
熊本の人びと
物語の中では「ほっこり」する場面の多い、金栗四三の実家・熊本。熊本の人びとは、癒しのキャスティングです。
特に、金栗四三の妻となる「春野スヤ」は注目人物。健気に金栗を支えるすがたは、明治の女性の鏡です!波乱万丈の結婚生活、今から待ち遠しいですね。
孝蔵をとりまく人びと
バラエティに富んだキャストが見られるのがこちら!落語の神様・古今亭志ん生をとりまく人たち。物語の中では、かなり笑えるところで登場します。
まさか、落語を絡ませてくるとは…粋ですよね!知っているひとも、知らないひとも楽しめる落語の世界をクドカンが魅せてくれます。
1964 東京誘致チーム
序盤、平沢和重の言葉に感動します!まだまだ、謎の多い1964誘致チームですが、顔ぶれは最高。大日本体育協会から生まれた、JOC。どのようにして、日本へオリンピックがやってきたのか…きになりますよね。
志ん生一家と弟子たち
本当の謎は、この人たち。なぜ五りんは「五りん」なのか…ストーリーが進むにつれて大事な役割を担ってくるキャストです。とにかく、ビートたけしの古今亭志ん生は必見!
【まとめ】いだてんNHK大河ドラマのキャストと相関図を紹介!
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これを観なくては、2020年東京五輪が迎えられないというほど面白そうなキャスト出演するNHK大河ドラマ「いだてん」。知っておくべき大切な歴史は近代にもあった…と気づかされます。どのような展開になるのかワクワクしてきますね。
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