情けないけれど、あったかくて、素敵なおじさんの日常を描いた「デザイナー渋井直人の休日」主演は、名バイプレイヤー光石研さんです。そして第6話の脚本・監督は、「マザーウォーター」を撮った松本佳奈監督という豪華さです。

ほっこり笑えるドラマを撮るには最強の人たちがつくる「デザイナー渋井直人の休日」第6話、気になりますね。デザイナー渋井直人の休日6話の感想とあらすじを紹介していきます

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第6話「渋井直人の優しさ」のあらすじ

「デザイナー渋井直人の休日」第6話は、「渋井直人の優しさ」というタイトルがついています。6話は、一味違いますよ。元々優しい渋井直人ですが、どんな「優しさ」をみせてくれるのでしょうか。「デザイナー渋井直人の休日」の第6話あらすじを紹介!

渋井、手作り市へ

渋井直人はまだ見ぬ一品を求めて「手作り市」にきました。こだわりの男・渋井の、探究心とモノに対する興味を満たし、審美眼を磨くには最高の場所。

山桜で作られたカトラリーや器、色んなデザインの1点モノのこけし、鮮やかなガラス素材の小物達・・・有名無名関係なく本当にいい「作家モノ」を探します。

穴熊夫婦とであう

引用:https://www.tv-tokyo.co.jp/shibuinaoto/story/01.html

手作り市の奥の奥、端も端のスペース。誰も来ないような場所に、斬新な器の数々・・・渋井の目にとまります。そこは新人陶芸家・穴熊茂雄(大森南朋)のブースでした。

穴熊茂雄は、元々民族音楽をやっていたが食べることができず。次に、雇ってもらった職場では上司とケンカで退職。その後、軽~い感じで陶芸を始め、中井窯の窯元へ弟子入りしたが1年でそれもケンカで辞めてしまいます。

きわめつけは、お店の人までケンカし、どこも扱ってくれなくなった・・・という穴熊。並んでいるのは陶芸界では邪道の、ほぼ独学の作品。

「ネットや通販は?(渋井)」と聞くと、「メカ苦手なんで(穴熊茂雄)」と即答する始末。

「いいもの作ってる自信はあります!プライドもってやってますし!他の作家より僕の方が数倍いいと思います!!(穴熊茂雄)」彼は自信満々にこう言います。

電気も明日には止められると話す穴熊の妻・道子(平岩紙)を、渋井は気の毒に思います。同情したのもつかの間、夫を支える為に売っているという道子が描く「ユルすぎる猫のイラストはがき」を見て・・・支えになっていない状況に渋井も呆れます。

それでも渋井は、今まで見たことないアフリカンアート的なデザインを高く評価、いくつか購入し、知り合いに紹介しましょうと申し出ます。ガッツポーズを決め、喜ぶ穴熊夫婦。

「あの~これいくらですか?(渋井)」「14万円です!!(穴熊茂雄)」聞きなおしますが、1作品で14万・・・無名の新人の値段ではありません。渋井は、財布と相談します。

「あの・・・すこしまけてくんない?(渋井)」そして、アートのかけらもない道子のユルユルのイラストはがきを大量に購入。

「捨てにゃいで~heart break!」と書いてあるはがきが束の1枚目・・・

渋井直人の大勘違い

引用:https://www.tv-tokyo.co.jp/shibuinaoto/story/01.html

アシスタント杉浦(岡山天音)は、大量の変なポストカードを見て絶句・・・渋井がどうにかしてしまったと心配します。渋井は杉浦に、穴熊茂雄のようになってほしくないと、初めてひとりで仕事を任せることにします。

決起をかねて飲みに行くことに。するとそこへ、杉浦が渋井に紹介したいと、友達のヒカル(穂志もえか)を連れてきます。ヒカルに気を遣っている杉浦を見た渋井はピンときます!

杉浦がヒカルを狙っていて、自分にアシストしてほしいのだと・・・渋井は、可愛い弟子杉浦のためにひと肌ぬぐことにしました。

「ひらがなけやき」って知ってる?!

ヒカルは歯科助手、普段会う事のない「デザイナー」のイメージは気難しいと思っていたから、渋井に会うの緊張していたと話します。そんなヒカルの緊張を解こうと渋井は、禁断の話題に触れ墓穴を掘っていきます!

「「ひらがなけやき」って知ってる?勿論、漢字の欅坂46は知ってるよね?それとは別にひらがな表記のグループがあって・・・もともとは妹的なグループなんだけど。

僕・・・最近「ひらがな」が気になってしょうがないんだよねー(渋井)」まさかの、コアなアイドル話をチョイス、ヒカル引き気味。杉浦は驚愕・・・なぜなら、ヒカルは渋井の彼女にどうかと紹介するために呼んでいたからです!!

渋井「欅愛」がもう止まらない

しかしもう、渋井は止まりません。「「ひらがな」のハッピーオーラに結構ヤラレちゃってさー。もちろん、漢字経験、大前提だよ(渋井)」

杉浦は心の中で「いつもの嫌味なくらいオシャレな話してくださいよ」と、もはや祈ります。

杉浦は勝負に出ます!「そのシャツ、きょうもオシャレですね!渋井さんって、いつもほんっとオシャレなんだよ(杉浦)」ヒカルに向かって話し、軌道修正をはかります。

「うん。すごい素敵な色(ヒカル)」「分かってくれたー?これね、サイリュームカラーなんだよ(渋井)」

推しの欅坂46渡辺梨加のサイリュームカラーが「ミズイロ」であること、最近は身の回りが水色ばかりになっちゃったと語ります。おっさん止まらず、ヒカルドン引きです・・・

起死回生の一打なるか?!

最後の望みをかけて、杉浦が話を変えます。渋井は、若者に人気のアパレルブランドのカタログの仕事をしていると、ヒカルに紹介。ヒカルもこの話には食いつき、いい感じに!

「アパレル正直ワカンナイ。おじさんだも~ん(渋井)」この一言で完全に終わりました・・・ヒカルは目を閉じてしまっています。

ワイン、渋井のシャツにこぼれる!!!

杉浦が、ワインを渋井のサイリュームカラーのシャツにぶちまけてしまいます。あわててシャツを脱ぐ渋井、そのとき杉浦は目を疑いました!!!

渋井がシャツの下に着ていたのは・・・胸に大きく「欅」と印字されているTシャツだったのです。Tシャツについて、入稿続きで気合いいれようと思って・・・と笑う渋井。

イチかバチか、ヒカルの自宅で飲みなおそうと提案する杉浦を、鬼瓦のような顔で睨むヒカル。渋井はシャツを洗いにトイレへ。その間にヒカルは帰ってしまいます・・・

渋井やっと真相を聞く

渋井が戻ってくると、杉浦は事実を伝えます。ヒカルが年上好きということで、渋井にどうかと思って呼んだこと、話します。渋井はやっと自分の勘違いに気づきます!

渋井が最近ふられっぱなしで心配していたら、ヤバい感じのポストカード大量に買って癒されようとしていて・・・杉浦は、いよいよ渋井がおかしくなってしまうと懸念したといいます。渋井にパートナーが必要だと思ったと話します。

「気持ちは有難いが、自分の好きな人ぐらい自分で探します(渋井)」家で飲もうなんて彼女に無茶ブリしたのを、すぐ謝ったほうがいいと杉浦にうながします。杉浦は、すぐに謝りの連絡を入れます。

「僕と杉浦くんは、上司と部下ではあるけれど、その前に「チーム」、信頼関係が大事だと思う。信頼しているからこそ、今度のデザインも任せるわけだし・・・たった2人のチームじゃない。風通しいい方がいいじゃん。(渋井)」

「渋井さん・・・(杉浦)」「よしっ!今度から隠し事ナシね。なんでも正直に話す事!!いいね(渋井)」「はいっ(杉浦)」

ここでヒカルから返信。「なんだって?(渋井)」「え~と。正直に読みますね(杉浦)」ヒカルの返信を杉浦が読みます。

「なんなの、最悪。年上のデザイナー紹介するって言うから来てみたら、ただのアイドル好きのおやじじゃん!年上好きって言ったけど、私が好きなのは「ジョージ・クルーニー」だから!!1ミリもかすって無いから。聞いてもないのにアイドルの話しかしないし、デザイナーとかいう前に人としてセンスないでしょ!しかもあの人、ちょいちょいキモい目で見てくるの・・あれなに?気色悪いから!!・・・・」

「杉浦くん・・・もういいから・・・(渋井)」そういって耳を塞いで、「あーーーーんーーーー」と声を出す渋井直人なのでした。

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第6話「渋井直人の優しさ」の感想


「デザイナー渋井直人の休日」の第6話感想を紹介!

第6話も素敵でおしゃれな渋井の日常

第6話「手作り市」が素敵でおしゃれでしたね。「デザイナー渋井直人の休日」は、ストーリーに関係ないところも見逃せません。

特に、ガラスのブース!!「erika tezuka glass works」本当に存在する作家さんのお店が出ていました!素敵なイロのグラスやボウル、箸置きやヘアアクセサリーが並んでいて思わず前のめりで画面みました。数秒のシーンですが、その数秒ですらもおしゃれが詰まっていて本当に素晴らしいです。

ポルトガル料理の「クリスチアノ」が、6話にも登場していました。5話では、赤い可愛い扉のみの登場でしたが、6話では店内が・・・予想を上回る店内の雰囲気の良さに感動。細かいですが、トイレの洗面台の装飾タイルが最高に素敵で必見です。

「デザイナー渋井直人の休日」は、毎話おしゃれ発見があって見ていて、もはや勉強になります。見ているだけでセンスが研かれていくような気すらします。「デザイナー渋井直人の休日」のこれからも楽しみですね。

コミカルがとまらない、第6話

6話は、「手作り市」の場面から、かなり笑いました。ブースに足を止め褒めた渋井に、感激して震え泣く妻道子は、平岩紙さんの演技最高でした。もうその時点で心を掴まれてしまいノンストップ。

穴熊茂雄(大森南朋)の声が、極小すぎて聞くためにだいぶ歩み寄る渋井直人を見たときには、爆笑してしまいました。パソコンを「メカ」と呼ぶくだりが、たまらなく好きです。極めつけは、道子の猫イラストはがき・・・激ユルでツボにハマりました!

「going my way・・・のんびりいこうにゃ~」「don’t stop!まったにゃし」・・・これをイチオシとして穴熊夫婦はキャッキャと楽しそうに紹介してくるんです。なんて幸せな夫婦だろう・・・と不覚にもほっこりしてしまいました。

6話後半の渋井の「欅坂46」トークは、かなり堂に入っていて、もしかしたら光石さんガチでファンなのではと思う程。たたみかけるトークに、すっかり見入ってしまいました!

まさかTシャツまで着ているとは・・・ホント完敗しました。しかも、全然気にしてないんですよね、渋井。好きなものを堂々と「好き」という渋井、カッコ良かったです。

6話は「優しさ」でできていました

渋井の優しさが仇となってしまった6話。でも、優しい渋井の人間性に愛おしくなりました。穴熊夫婦への優しさ、杉浦への優しさ・・・一番素敵だと思ったのは、ヒカル(穂志もえか)へ「すぐ謝ったほうがいい」と杉浦へうながしたとき。

自分のことは置いておいて、まず帰ったヒカルへのフォローを考えるジェントルマンな所、渋井直人イイですよね!まさか、最終的にあんなに悪口言われるなんて、本っ当かわいそすぎます。渋井ファン的には、いつか幸せになってほしいと切に願っています!!

【まとめ】デザイナー渋井直人の休日6話の感想とあらすじ

 

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デザイナー渋井直人の休日6話の感想とあらすじ、いかがでしたか。折り返しの6話、変わらず、すこしだけ残念なおしゃれおじさんに笑わされ、癒されましたね。

特にこの6話は、光石研さんと岡山天音さんのかけあいが、馴染んできていて、見ていて微笑ましいです!今後の「デザイナー渋井直人の休日」にも期待ですね。




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